2014/08/05

孤独な道のり

 今年、自分の部屋には、南日本新聞がつくった桜島のカレンダーを飾っている。もう2年半も帰省していない。光海に、早く、ぼくの故郷も見せてあげたい。

 今夜も(光海と彼のお母さんを寝かせたあと)遅くから『アフリカ』の仕上げに入っている。いま、これを書いている時点で、組版は残り1ページなのだけれど…(そのあと校正、微修正などの作業を入れると、やっぱり今週いっぱいくらいまでかかりそう)。

 1月に友人が「『アフリカ』は闘って(戦って?)いる」と言ったのが、ずっと頭の隅に残っている。それが、具体的にどういうことかは、わからないのだけれど、なんとなくそう言いたくなる気分はわかる気がして…
 ぼくには、どうしてみんな、同じようにやりたがるのか理解できないのだ。なので、「闘(戦)って」いるとしても、競争相手がいるわけじゃない。どこまでも孤独な道のりだ。

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