2014/08/03

本の話がいっぱい! の会

 今月の「よむ会」は、『本の雑誌』8月号をめぐって、あれこれお喋りを。特集は「ブックオフ」で、このような「本好き」の雑誌で、ブックオフが特集されるというだけで、けっこう画期的? 冒険? などという声もあるけど、いやはや、かなりマニアックな内容ですよ!
 「よむ会」は、なんだ、かんだと言いながら、もう1年半もつづいている横浜の会。来月は、ある参加者が最近、たまたま手にしたというリチャード・ブローティガンの『西瓜糖の日々』を。偶然だけど、ぼくはかなり思い入れの深い作者で。来月、十数年ぶりに読み返します。『西瓜糖の日々』の河出文庫版は、2003年当時、晶文社が頑張って売りつづけていた『アメリカの鱒釣り』と、数冊の詩集以外は絶版になっていたブローティガンの「小説」を、いわば「再評価」しようとする動きの最初の復刊だった。そういえば最近、また動きがないような… 『東京モンタナ急行』の復刊(できれば文庫化)があれば真っ先に買いに行くのだけど。

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