2015/01/06

故郷を見よ

 今日はもうあれこれ書く気がしないので、ぼくの部屋にあるカレンダーのことを少しだけ。昨年、今年と、故郷の父母から南日本新聞社がつくっている桜島のカレンダーが送られてきて、飾っている。ぼくは生まれてから19年間を鹿児島市ですごし、そのあと12年間を関西(おもに大阪)ですごし、そのあと府中で2年、そのあといまのところで3年ちかくをすごしている。もうすっかり異邦人なのだけれど… 住んでいたときには当たり前のような存在で、住まなくなってから愛情を感じはじめた代表格が桜島だ。故郷を離れてから、たとえば飛行機で鹿児島空港に降り立つたびに、空のうえから眺めた桜島の美しさと、それを見て沸き上がる懐かしい感情は、忘れようと思っても忘れられない。たぶんもう住むことはない、ぼくの故郷だけれど、光海にはたびたび見せたい。最初に、連れて行ける日を、いまは楽しみにしてる。

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