2015/12/26

偽物にもなれない

 山下達郎『クリスマス・イブ』は歌詞をよく読めば80年代から激化した広告代理店的な過剰にハッピーなクリスマスへの皮肉に満ちている孤独な内容の歌なのだが、それが他ならぬCMをきっかけにハッピーなクリスマスのBGMとして使われ続けているのは、まさしく壮大な皮肉というべきか。(とり・みき - twitterより)

 外出支援で蒲田へ出たら、昨日まで(たぶん)溢れ返っていた「クリスマス」がキレイサッパリなくなっていて、大瀧(詠一)さんが「クリスマス音頭」で言っていた「ほんとのクリスマスはどこへ?」状態が(例によって、だけれど)可笑しかった。いや、奇妙だったと言うべきか。仕事で出かけた赤レンガ倉庫では、派手な「クリスマスの後かたづけ」が行なわれていた。1月2日に正月飾りを全て撤去するようなことで、それも、やればいいんじゃない?

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