2016/01/27

実りの季節

 書くことで、自分でも気づいていなかった自分の奥深いところまで旅することができる。(中野民夫)

 吉祥寺美術学院のアトリエでの、ぼくの授業は、昨夜で2015年度の全日程が終了。この1年は、『からすのチーズ』のトークを手伝ってもらったのにはじまり、夏から秋にかけて数回のワークショップもあり、姉妹校の静岡美術学院にも呼んでいただいて、例年以上に濃い、心に残る1年だった。見える部分で、なんというか、この数年やってきたことの「実り」が多かった一方で、ぼくは自分自身の制作(創造?)の動きが少し弱くなって、悩み多い時期でもあった(「教える」ばかり強まると説得力がないから)(一方的に「教えて」いるつもりもないのだけど)。少し時間を置いて、また新しい話をしにいきたい。そして受験生たちからの結果報告を、たのしみに待ちます。

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