2016/08/05

ぼくのハンディキャップと事前準備

 数日後に控えたワークショップの準備をしつつ、パソコン仕事をしつつ、光海と留守番の日。ワークショップなりトーク・イベントなり、そういうものにかんしては、ぼくは「話す」ことにハンディをもっているので、とにかく準備がどこまで出来るか、そのことにこだわるようになった。たまに、ぼくの司会を「上手い」と言ってくれる人がいる。それは思い違いで、実際にはとっても下手だ。ただ、事前準備をしっかりやるようにしている。事前準備とは、地図を描くことだ。しかも、その地図は、当日、その場で崩れるかもしれない。だから地図に縛られすぎる人にはぼくのやり方は向かない。その場で潔く準備してきたものを捨てる覚悟がないと出来ない。捨てるつもりで準備しているような気すらしている。しかも、そのために書いたり消したりをくり返す。根気のいる仕事だ。そのことは、市川のダイバーシティ工房で学んだような気がしている。ある人はぼくのやり方を「徹底して結論を出さない」と言った。そうかもしれない。各々がどう感じてどう考えるかを、ぼくが提供するつもりはないからネ。

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