2016/12/18

電波の海の底

 金曜にアレッポ虐殺の情報を得て(木曜の時点では知らなかった)、いまのところは安全な(と思われる)東京の電車のなかで読みふけり、爆弾が落ちてくるなか、いつ殺されるかわからないような(そして周囲ではたくさんの人が無差別に殺されている)状況で恐怖に、絶望に陥っている遠い国のこどもたちやその親、家族を、ほとんど知りもしない、ことばも知らない人たちの心配を安全な場所でする。行った先でその話をするが、誰も知らない。日本ではほとんど報道されていないからだ。その日本(ここ)では、総理大臣がその攻撃に加担している側であるロシアの大統領を招いて接待しているニュースが流れている。政治もニュースも、日本は日本だけで世界が成立しているようだ。いまの報道機関が失っているのは、取材能力だね、という話をする。地に足をつけて走り回り頭で考えることだ。頭は空を飛びながら足は地につける。いつになったら出来るようになるだろう。

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